●きくわん舎の財布
20年近くも使っていたルイヴィトンの代替の財布を捜し始めて早数年。
気にいったものが見つからず困っていたのだけど、軽井沢でブラっと立ち寄った革製品のお店でやっと出会えた。
それは「きくわん舎」というちょっと変った名前の工房が作っている財布だった。
店頭においてあったダレスバックが、ちょっとシュレジンジャー風だったのに惹かれて入ったのだけど、僕の目は間違ってなかった(笑)。
ルイヴィトンのエピが日本に上陸してすぐ、銀座のヴィトンショップで買った黒の2つ折財布。
その後、人から頂いた同じシリーズの長札入れ。
どちらもボロボロになって修理に出そうか、新しいのを買おうか迷っていながら早数年。
数年と言っても5年近い数年だから、ヴィトンの品質も大したものだけど。合計15年以上使っていたからね。
新しく買い換えるにしても、再度ルイヴィトンってのは時代(と歳をとってしまった僕の年齢)にマッチしない気もしてたけど、他に気にいった財布は全然見つからない。
もう、デパートのバーゲン品でいいや!と投げやりになって手にしてみても見るからに安っぽくて嫌だったし。
きくわん舎の製品でまず驚いたのが質感。随所に工夫された使い勝手。そして間違いではないか?と思えるほど安い価格。
この値段ってヴィトンの1/5だよ!
一つの製品がそれぞれ10,000円程で買えちゃうんだから!
店主に尋ねてみると、既に5年使っている彼の私物の財布もしっかりして味のある風合いに育っている。
3分悩んで買ってきました。2つ折と長札入れ。
とっても満足な選択でした。
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