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2006年03月24日

●二輪車通行料金やっと公平に?

何度も何度も書いてきた、有料道路の二輪車通行料金がやっと公平になるようだ。
もちろん公平と言っても、大きさや重量や乗車定員などから見ての公平ではなく、「不当に差別されている現状からの脱却」でしかないのだが。

オートバイに対する差別はETC割引が誕生した瞬間から一つ増えた。
なぜならETCであれば自動的に受けられる、マイレージ割引や夜間割引、深夜早朝割引、通勤割引が適用されないからだ。
だってETCはオートバイには付けられないシステムとしてスタートしたのだから。

昨日リリースされた国土交通省道路局有料道路課の「二輪車ETCの試行運用状況と当面の措置について」によると、

現在、一般モニターの拡大に努めているところであり、今後は運用状況について評価・分析を行い、安全性や通信機器の動作等に問題が無いことを確認した上で関係機関等との協議を進め、二輪車用ETC車載器の市販化にあわせて本年秋には二輪車ETCを本格的に導入する予定です。
なお、本格導入までの当面の間は、各高速道路会社において二輪車の方に対しETCカードのみで料金割引を実施することになりましたので、併せてご案内します。

とのことだ。

きっとこれから運用面で様々な期待はずれの連続もあるのだろうけれど、やっと不公平解消に向けて一歩進んだということだろう。

【参考:何度も書いてきた二輪車ETCの記事】

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